父「奨学金払ってやろうか?」

 僕は今現在、京都で一人暮らしをしており、奨学金(月/5万円)と正月にいただくお年玉等で電気ガス水道・スマホネット代・食費を賄っており、家賃と学校の授業料は両親に払っていただいているという状況である。

 

 両親はBSなどの旅行番組の影響で京都旅行にあこがれており、僕や妹が京都に住むことになったので、会いに来るついでに京都旅行によく来る。

 

 四条で合流し、一緒に食事をしたときに父が放ったのがタイトルの一言だった。

 

 僕は断った。

 正直、脊髄反射のように答えてしまった。

 両親は「そっか」、と軽い返答だった。

 

 ぶっちゃけてしまえば、「貰っちゃえばよかったのに・・・」と思わないこともない。

 けどまあ何で断ったかというと僕の中では5万×12×4+利子よりも、両親への自分自身の依存から抜け出したかったのだ。

 僕ももう22歳で、同級生の中には子供ができた人間もいる。

 

 ひとりで生きていきたいといえるほど傲慢ではないが、将来が分からないこのご時世に自分の身内から搾取して生きていくのを、青臭いかもしれないが嫌だったのだ。

 

インディの本質とは、「孤生」ではなく「共生」である。孤生は「スタンダローン」と呼ぶべきだろう。「寄生から共生へ」、それが本書のメッセージなのだ。

 

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 未来(さき)は読めないが、僕にも憧れがあるんです。